渦電流探傷試験は、交流を流したコイルを導体に近づけ、その交流磁束が導体を貫くようにすると電磁誘導により、渦電流が誘起されます。導体の表面に割れや腐食のような不連続部があると渦電流の流れが変わるため、渦電流により形成される磁束が変化し、試験コイルのインピーダンス(交流での抵抗)が変わることになります。したがって、コイルのインピーダンスの変化から、金属の表面におけるきずなどの検出を行うことができます。非接触で高速の検査が可能なことから、熱交換器の伝熱管検査に広く利用されています。


探傷状況


     探傷原理


特長


1高速で且つ非接触の探傷が可能

検査仕様

1検査対象:熱交換器チューブ他
2対象材質:各種非磁性管、磁性管
例)銅、ステンレス鋼、チタン、炭素鋼
3適用プローブ:非磁性管φ6~、磁性管φ8.9~
4作業量:非磁性管 1日600本(長さ6m)、磁性 1日300本(長さ6m)
※非磁性管については、フィンチューブ等、特殊チューブも探傷可能

渦流探傷器


解析画面


備考


回転プローブによる管板部近傍の割れ検査も対応可能