超音波探傷試験は超音波が金属中を直進し、異なる物体の境界面で反射する特性を利用しています。きずで反射したエコーを受信し、位置や大きさを測定します。試験には大きく分けて斜角探傷法と垂直探傷法があります。斜角探傷法は、探傷面に対し斜めに超音波を入射させる方法で、溶接部等の探傷に用いられます。垂直探傷法は試験面に対し垂直に超音波を入射させる方法で、板材、棒材、鍛鋼品、鋳鋼品などの探傷に広く利用されています。


探傷状況

斜角探傷法


垂直探傷法


特長


1面状きずの検出能が高い
2きずの深さ方向位置情報がわかる

検査仕様

1検査対象:配管、構造物の溶接部、鋳鍛鋼品、アンカーボルト等
例)溶接部の内在きず検出、厚さ測定、アンカーボルトの長さ測定等
2対象材質:炭素鋼、ステンレス鋼等
3対象温度:垂直探傷(厚さ測定) 常温~400℃、斜角探傷 常温~200℃

備考

特殊プローブを用いることでオーステナイト系ステンレス鋼溶接部の検査も対応可能